2015年4月10日金曜日

豊中本町 そば処 「鼓道」 の巻


みなさんこんにちは!たかもとです。春のよき日、いかがお過ごしでしょうか。
 
本日の一首



散ればこそいとど桜はめでたけれうき世になにか久しかるべき      よみ人しらず




はかなく散るからこそ桜はすばらしい。こんな憂き世に、常なるものなど何があろうか、という名歌。
 
散り際にもういちど、いのちいっぱい咲きひらく桜を愛でたくなりました。

さて!
 
今回は豊中駅南口から徒歩7分、そば処 「鼓道」に行ってまいりました。

 

 


木のさわやかさが映える外観。店内もまた然り。心落ち着く雰囲気です。



 

席についた私に店員さんいわく、 本日のそばは山形県と茨城県産のそば粉を使っています」と。こだわりが伝わります。


「鴨せいろ」 (¥1,380)と、セットで炊き込みご飯」 (¥250)を註文。
 
鴨なんば、鴨ロース煮といった鴨好きにはうれしい品もあります。




 
料理到着まで、土壁に掛かった「束ニラ飾り」 (勝手に命名)を見つめ楽しみます。




 

 
さあ、いただきます! 

まず、汁につけずにズルッ。

 
 
ひと噛みで、そばの実の香気が鼻奥へ吹き抜けました。麺はやや固めに茹でてあり、こころよい歯応え。
そばは店内にて、石臼で挽いているそうです。

 
 
鴨肉は、柔らかく旨味にみちた紀州鴨朝びきなので新鮮です。鰹と鴨ガラでダシをとったつけ汁は深々としたコク。
さらに焼きネギ君が名脇役をつとめ上げます。


価格は1,380円と、私のような懐寒き学生には高いですが、値にふさわしい味なので満足です。
ただ、そばの量が少なめなので、若い男性にはもの足りないかもしれません。


炊き込みご飯も品がよろしい味。
 
 
そば湯は、比類なき濃厚さに驚きました。こんなに濃ゆいそば湯は初めてです。
 
 


ユニークな香辛料たち


下は生七味です。柚子の香りがしました。  
 
 

鼓道は、丹波地鶏を使った親子丼も推しメニューらしいので、再訪の折にはぜひ食してみたいと思います。


なお、夜は鴨や地鶏をフィーチャーしたコース料理が楽しめます。酒類も充実していますので、大切なひととの贅なるディナーにいかがでしょう。


ありがとうございました。

お相手は、寺門ジモンでした。

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